「自己PRに書けるようなエピソードが本当に思いつかない…」
「部活も趣味も中途半端で、特にアピールできるものがない…」
そんなふうに感じている人も、あきらめる必要はまったくありません。
なぜなら、自己PRのネタは“今からつくることができる”からです。
「今まで何もしてこなかった」→「じゃあ、これから何をするか」
自己PRは、「過去にこんなことをしました」というだけではありません。
むしろ大学の先生が見たいのは、“この子はこれからも伸びるか”という“将来性”です。
だったら、今から何かに取り組む姿勢そのものが、もう立派なアピール材料になります。
今すぐ始められる“行動”アイデア
「何かやりたいけど、何から始めればいいかわからない」という人に向けて、今からでもできる行動例をいくつか紹介します。
● 資格や検定に挑戦する
- 英検・数検・ITパスポート・日商簿記・色彩検定など
- 結果よりも「勉強する過程」や「挑戦する姿勢」が大事
● コンテスト・大会にエントリーする
- 小論文、写真、動画、ポスター、アイデアコンテストなど
- 未経験でも「やってみた」という経験が価値になる
● 自分の作品を“発信”してみる
- YouTube、note、Instagram、X(旧Twitter)などで
- 絵、音楽、作文、解説、研究メモ…なんでもOK
● 地元でできるボランティアに参加する
- 清掃活動、子ども食堂、募金活動、イベント運営など
- 特別なスキルより、“人の役に立った経験”が評価される
● 誰かを助けるプロジェクトを立ち上げる
- クラスで困っている人をサポートする
- 学校にない部活動をつくる、後輩向けの資料を作る
- 何か“自分発信の行動”があれば、それが最大のPRになる
実績は小さくても、“動いた”という事実が強い
「出場したけど賞は取れなかった」「途中でやめてしまった」
それでも構いません。重要なのは、動いたこと、挑戦したこと、そこから得た学びです。
「イラストを投稿して1万いいねをもらいました」
もちろんすごいけど、
「最初は0いいねだった投稿を、改善を重ねて100いいねもらえるようになった」
こっちのほうが“成長”が見えて心に残ります。
大学の先生は、“意欲のある人”を取りたい
大学の4年間は、「何かを始められる人」ほど伸びます。
だからこそ、“今からでも始める”という姿勢を見せるだけで、評価されることがあるのです。
「何も書けることがない」と落ち込む必要はありません。
むしろ、“これから動くぞ”と切り替えられる人こそ、大学が求めている人物像です。
まとめ:エピソードは“今”からでもつくれる
- 自己PRは、過去の実績だけでなく「動いている姿勢」も伝える場
- 書くことがないなら、“今から動いて”書けるネタをつくればいい
- コンテスト、発信、ボランティア、挑戦…やれることはたくさんある
- 大学は「今、伸びようとしている人」を評価する
次回は、「自己PR」と「高校時代に力を入れたこと」など、似ているけど違う設問への答え方のちがいを解説します!問われ方によって、構成やエピソードの使い方はこう変える!という実践的な内容です。お楽しみに!