「活動報告書って、部活とか委員会とか“学校でやったこと”を書かないといけないんでしょ?」
そう思って、書けることがない…と悩んでいませんか?

実はそれ、大きな勘違いです。


活動の“フィールド”はもっと広い

たしかに、学校での活動(部活・委員会・行事など)は王道です。
でも、大学の先生が見ているのは「学校での活躍」ではなく、「その人がどんなふうに物事に向き合ってきたか」です。

つまり、場所は関係ありません。
あなたが「夢中になってきたこと」なら、学校の外の活動でもまったく問題なしです。


たとえば、こんな活動が評価されています

  • 熱帯魚の飼育にハマった延長で、「地元の用水路の外来植物」に詳しくなった
  • 珍しいペットを何種類も飼っている爬虫類オタク
  • 地元のミュージカル劇団でまちおこしイベントのステージを企画、出演
  • 当時マイナーだったフェンシングを国民的スポーツにするための秘策を面接でプレゼン
  • スーパーの改善案と新しいビジネスアイデアを社長に提案して採用された

これらはすべて、実際に大学合格につながった事例です。


“変わってる”はむしろ武器

中には、自分の趣味やこだわりを「こんなの書いたら引かれるかも」と思って、隠している人もいます。

でも、大学の先生はむしろ、マニアックな人、のめり込んでいる人、深掘りできる人を高く評価します。

今どきの大学の「アドミッション・ポリシー(求める学生像)」を要約すると、こうなります。

「博士ちゃん」みたいな人、求む!

五教科の枠にはまらなくても、ひとつのことに夢中になって、勝手に突き詰めていくタイプ。
そんな個性派こそ、大学の先生たちは「育てがいがある」と思ってくれます。


「人と違う」ことを恐れないで

学校の成績や部活では目立たなくても、自分の世界を持っている人は強いです。

周りと違う。クラスで浮く。誰にも共感されない。
そうやって“変わり者”扱いされていたとしても、大学ではまったく逆。それが評価されるポイントになります。


まとめ:趣味も習い事も“立派な活動”です

  • 活動報告書に書くのは、学校での実績だけじゃない
  • 習い事・趣味・SNS・家庭での経験など、“本気で取り組んだこと”ならすべてOK
  • 他人と違うことを恐れず、自分のマニアックな一面こそアピール材料に
  • 大学は“優等生”よりも“伸びしろのある変人”を求めている

次回は、「自分の強みがわからない…」という人に向けて、本当の強みを見つける“成功体験リスト”の作り方をお届けします。
「あなたらしさ」は、すでにあなたの中にあるかもしれません。お楽しみに!

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