朝日小学生新聞の連載がLINE NEWSにアップされました。

今回は「理由と根拠」。
小学校では「三角ロジック」、大人になると「PREP(Point, Reason, Example, Point)」として教えられる話の構成です。
ただ、三角ロジックやPREPってなかなか浸透しないんですよ。。。
「根拠って、理由でしょ? なぜ理由を2回も書かなきゃいけないの?」
と腑に落ちない人が多いんですね。
理由と根拠の違いは、こういうことです↓
犯人はあなただ!(要点)
なぜならこの小窓から侵入できるのはあなたしかいないからだ。(理由=推理)
その証拠に、窓枠からあなたの指紋が検出されている。(根拠1=物的証拠1)
さらに、窓の下の足跡はあなたの靴と一致する。(根拠2=物的証拠2)
ゆえに犯人はあなただ!
「犯人はあなただ! この小窓から侵入できるのはあなたしかいないからだ」と推理だけ述べても、
「ハッハッハ! 探偵さん、想像力が豊かですねえww たしかに私は小柄ですが、だからといって窓から入ったという証拠にはならないでしょう?」と言い逃れされてしまいます。
だから推理と物的証拠をセットで示さなきゃいけないんですね。
《理由と根拠の違い》
理由=推理(目に見えない理屈)
根拠=物的証拠(目に見える)
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